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〜 Mac Pro で映像編集 〜
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Final Cut Pro 7 が使えなくなるのは困るので、High Sierraにすることなく、これまでずっとSierraを使ってきたけれど、やっぱりもうFCP7を起動することもなさそうなので、Mojaveにアップデートすることを決意。

ZOTACのGeForce GTX 680を載せたまま、Mojaveのクリーンインストールを試みるも「MojaveをインストールするためにはすべてのグラフィックスカードがMetalに対応している必要がある」と注意が出て、インストールを拒否された。GT 120との2枚挿しをしても結果は同じ。

じゃあ、ということでHigh Sierraをクリーンインストール。

FCP7を捨てる代わりに得られる利点は2つ。

(1) RADEON RXシリーズを使えるようになる。
(2) PCI-ExpressスロットでNVMe SSDが使えるようになる。

さっそくRADEONとPCI-Expressカード+NVMe SSDの購入を検討。

ほんとはRADEON RX 580が欲しかったけど、目当てのものは売り切れ。
Windows機がGeForce GTX 1070を使っていることだし、Macも上から2番目にしてみるのも一興。
RADEON RX 570を購入。20,000円。



NVMe SSDは480GBでも10,000円と安価なApacer製で安く上げ、アダプタはよく冷えてリピート購入のAINEX AIF-08。





ビデオカードと隣接させたくはないし、1番上のスロット4にはUSB 3.0カードが鎮座しているので、上から2番目のスロット3に取り付け。スロット2は空き。

計約33,000円で8年前のMac Proが現代風にパワーアップ。
とはいえ、Premiereはすぐに落ちるし、映像編集にはまったく使えないのだけど。


現在の用途は、

・NVMe SSD:写真データ
・SATA SSD:写真ライブラリ、Parallelsイメージ

として棲み分けてる。数万枚の写真もサクサク。
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いまさらながら Mac Pro (Mid 2010) を導入。
6年落ちの中古品。

購入時の構成は発売当時のデュアルCPUモデルの素そのまんまで、4コア2.4GHzのXeon E5620が2機、HyperThreadingが効くので計8コア16スレッド。メモリはDDR3-1066を少量。ビデオカードもこれまた標準装備のRADEON HD 5770 1GB GDDR5。


CPU2 CPU
Xeon E5620
4コア
2.4GHz
TDP 80W
メモリDDR3-1066
Registered ECC
16GB
(2GB x8)
HDD1TB
ビデオカードRADEON HD 5770
1GB GDDR5


これを土台にどかすかアップグレードしていく。

以前にASCII.jpで Mac Pro (Mid 2012) モデルを強化していく「Mac Pro を自作マニアが徹底カスタマイズ!」って記事があったけど、ちょうどそんな感じ。

■Mac Pro を自作マニアが徹底カスタマイズ!
第1回:Velocity Solo x2、ビデオカード、USB3.0、Blu-rayドライブ
第2回:CPU換装
第3回:PCI-Express SSD、ビデオカード

まず、CPUを交換。
4コア2.4GHzのE5620から6コア3.33GHzのX5680へ。
単純計算で処理速度は208%に。
ただTDPも大幅に上がって、E5620が80W、X5680は130W。CPUクーラーそのまんまで大丈夫か?
なので少しでも冷えるよう、定番の高性能グリス GC-EXTREMEを使用。
どこか水冷キットを出してくれないかな(いまさら)。

さらにメモリをDDR3-1333の16GBを4枚、計64GBに交換。
トリプルチャネルの効果は薄いらしいので4枚で構わないと判断。
arkでKingston製DDR3-1333 Registered ECC 16GB 4枚セットを購入し使用。






【ark】Kingston KVR13R9D4K4/64 64GB(16GBx4枚組)KIT DDR3-1333 CL9 1.5volt 2Rx4

ほんとは低電圧で動くDDR3Lを使ってみたかったんだけど、万一動かなかった場合を考えるとリスクを取れなかった。

ビデオカードはこのあいだ買ったGeForce GTX 750 Ti 2GB GDDR5に交換。

まとめるとこう。

オリジナルアップグレード後
CPU2 CPU
Xeon E5620
4コア
2.4GHz
TDP 80W
2 CPU
Xeon X5680
6コア
3.33GHz
TDP 130W
メモリDDR3-1066
Registered ECC
16GB
(2GB x8)
DDR3-1333
Registered ECC
64GB
(16GB x4)
HDD1TB3TB
ビデオカードRADEON HD 5770
1GB GDDR5
GeForce GTX 750 Ti
2GB GDDR5







CPUをX5680に交換すると、なぜかスロット2のメモリが認識されないので、
こうしてスロット1,3,5,7に差している。
トリプルチャネルの場合もスロット2と6は対象外らしいので、その関係か?

<参考>
Mac Pro にメモリを追加した
(メモリスロットユーティリティ画面あり。7枚目と8枚目のメモリはスロット2と6に差すとある)

<Appleによる公式情報>
Mac Pro (Mid 2012 and earlier):メモリの取り外し方法と取り付け方法


メモリをスロットに差す順番に関しては、たぶんこういうことだろう。

■同容量のメモリのみの場合。
2枚:1&5
4枚:1,2&5.6
6枚:1,2,3&5,6,7(空けるのはスロット4と8)
8枚:すべて

■同容量が6枚のところへ、異なる容量のメモリを2枚追加する場合。
6枚:1,3,4&5,7,8
2枚:2&6

うちの不具合の理由はなんだろう? CPUのメモリコントローラーが壊れてるのか?


Cinebenchと消費電力の測定結果はこのとおり。

オリジナルアップグレード後
Cinebench R157641559
消費電力/アイドル時151W151W
消費電力/フルロード時237W374W

ちなみに、Mac Pro (Early 2008/HyperThreadingなし/8コア8スレッド/2.8GHz) のCinebench R15スコアは594。
8コア16スレッド/2.4GHzの Mid 2010 のスコアは764だから、やっぱりHyperThreadingの効果は絶大だ。

さらに言えば、X99プラットフォーム最強のCore i7 5960X (Haswell-E/8コア16スレッド/3.0GHz) のCinebench R15スコアは1328だから、今回のアップグレード版Mac Proはそれをも上回る。

スコア1500オーバーといえば、Mac Pro (2013) の Xeon E5-2697 v2 (IvyBridge-EP/12コア24スレッド/2.7GHz) がだいたいそのくらい。

その半額以下で同等の処理速度が手に入るのだから、このアップグレード版Mac Proはコストパフォーマンスの面でとても優れている。まぁ、これ以上のアップグレードは望めないし、そもそも消費電力度外視だけど。

というわけで、次はCPUの発熱処理について書きます。
いままで OS X 10.8 Mountain Lion で使っていた Mac Pro (2008) に 10.11 El Capitan をインストール。

出たばかりのMac OSを使うのはTiger以来かな。ひさしぶりだ。
Macを仕事で使うこともなくなったので遊び放題。

ところで、Mac Pro (2008) はメモリがすぐにぶっ壊れるので、スリープは厳禁。
できれば空冷も強化して(=ファンの回転数も上げて)おきたい。

そんなわけで、Mountain Lionまではずっと「smcFanControl」っていうユーティリティを使っていた。シンプルで使いやすい。

このブログでも過去に記事にしてる。
smcFanControl(2011年8年月6日)

ただこの smcFanControl、どうもこの先の更新に不安がある。
しばらくアップデートがないなと思っていたら、昨年10月に2年ぶりの v2.5 が出た。

smcFanControl v2.5
http://www.eidac.de/?p=260

2年アップデートがないっていうのはなかなかしびれが切れるので、今回 El Capitan に移行するにあたり、ファンコントロールユーティリティも乗り換えることにした。

で、見つけたのがこれ。

Macs Fan Control
http://www.crystalidea.com/macs-fan-control

smcFanControlと同じくメニューバーに現れる。


Mac Pro (2008) には4箇所にファンが内蔵されていて、それぞれの回転数を設定することができる。


ファンの名前と設置箇所の対応はたぶんこんなふう。


これでメモリが壊れることも...きっとないだろう。
GarageBandで使用するApple Loops。

App StoreでMainStageを購入すると、いまはもう販売されていないJam Packなど大量のApple Loopsがついてくる、というのはよく知られた話。

ウチでも2年ほど前にMainStageを導入してその恩恵にあずかっていたわけだけど、昨年登場したMainStage 3では付属するApple Loopsが少し増えているらしいとのこと。

そんなわけでさっそくApp StoreでMainStage 3を購入してみた。

インストール後、追加コンテンツを見てみると、たしかに増えている。



ダウンロードに3時間、その後インストール。
どれだけ増えたのか、その数をチェック。


インストール前のApple Loopsフォルダ情報


インストール後のApple Loopsフォルダ情報
27187 - 23534 = 3653 項目増えている


7つのフォルダが新しくできている


7つのフォルダの概要情報
たしかに3653項目

これにて完了。
matheyからMac Proにも対応したUSB 3.0 PCI-Express拡張カードが登場した。







Mac OS X 10.8.2 以降ならドライバ不要で動作するという点から予想されていた通り、
チップはFresco Logic社製 FL1100。



Mac OS X 10.8.5 にて、システム情報ではこのように認識されている。
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